こんにちは、セラピストの春香です。
今日は面白かったTED動画をご紹介します。
2020年8月に公開された動画で、米国の睡眠研究の第一人者マット・ウォーカー教授による睡眠と免疫力の深い関わりについてのスピーチです。
このブログではポジティビティをコンセプトに、論文や学者さんの発など健康に関するもの、おもしろいと思った情報を皆さんとシェアしていきます。
ではさっそく冒頭のシーンをご覧ください。
私はこれを見て、すごくグッと引き込まれてしまいました。
確かにすごく「よく寝た」、つまり良い睡眠を取れたと感じた時はすごく体調が良くて、逆に「あまりよく眠れなかったなぁ」と感じる朝は体調がよくない感じがするからです。
なんなら寝起きなのに疲れたと言っている時もあります。
後者の状態でいたときには風邪を引きやすかったり、お腹を壊しやすかたりと病気になりやすいことも肌で感じています。
そもそも免疫とはなんなのでしょうか?
免疫とは細菌、ウィルスなど私たちの体の外からの侵入増殖を防ぎ、体の内部ではガン細胞排除など病気を防ぐ防御システムのことです。
動画内で人間の免疫は睡眠が鍵を握っていて、睡眠の不調は免疫力を低下させると実際の研究結果を交えながらウォーカー博士は話しています。
そういえば前に人間の免疫力は下がることはあっても高まることはない、と聞いたことがあります。
免疫のシステムは個人差はあるが平常時で完璧なものであり、なんらかの理由で下がることはあるが、平常から高まると今度は攻撃性を増してしまって自分で自分自身を攻撃するようになるんだと。
さらに免疫力を下げる大きな理由は大きく2つあって、1つはストレス、もう1つが睡眠不足と知って、なるほどなぁ〜と膝を打ちました。
インターネットの検索欄で免疫と入力したら次に追加される言葉は「上げる」「高める」。
現代人は免疫力が下がっている状態がデフォルト
のようです。
確かにストレスフリーで、良い睡眠を取れている人はどれだけいるのでしょう?
ちなみに睡眠は自律神経とホルモンが大きく関わりがありますので、睡眠の質の低下を感じる他に冷え、肩こり、だるい、やる気が出ない、イライラしやすい、頭痛、下痢、腹痛など不調を感じやすい方はケアをしましょう。
夜は携帯やテレビを見るのをやめて間接照明などで眩しい光を避けてみたり、お風呂時間を充実させたりボディトリートメントを受けてみたり、ホッとすることをしてリラックスする時間を作ってみてくださいね〜。
睡眠がどれだけ人間の健康に影響しているのか、ウォーカー博士のTED、フル動画はこちらでご視聴ください。
(設定で日本語字幕を表示できます。)
ではまた〜。Aloha!